記者名 原文:キム・ヒョンジン 記者 / 翻訳:韓国信用新聞 日本語版
  • 2026.11.06 09:18 配信

無担保社債の信用格付けを「A」から「A+」に上方修正
インフラコア合併後、エンジン部門が業績の変動性を緩和
マクロリスク対応と販売網統合のシナジー立証がカギ

HD建設機械のロゴ。
HD建設機械のロゴ。

HD建設機械が無担保社債の信用格付け「A+」を取得した。今年1月にHD現代インフラコアを吸収合併して確保したエンジン事業が、建設機械市場の需要変動性を効果的に相殺した結果だ。

韓国信用評価と韓国企業評価は5日、HD建設機械の無担保社債の信用格付けを従来の「A」から「A+」に上方修正した。短期資金調達指標であるコマーシャルペーパー(CP)の信用格付けも最優良級に近い「A2+」で新規評価した。

今回の格付け上昇の核心的な背景は、合併による収益構造の再編だ。過去、HD建設機械とHD現代インフラコアは完成車分野でブランドだけを異にしたまま重複競争を繰り広げ、グローバル景気低迷による業績打撃をそのまま受けた。しかし統合法人の発足で産業・発電用エンジンとアフターマーケット(AM)事業が一つにまとまり、外部衝撃を防御する現金創出源を確保した。

実際、エンジン事業は全社の収益性を大きく引き上げた。HD建設機械の今年第3四半期までの暫定実績は連結基準で売上高6兆8305億ウォン(約7,964億円)、営業利益5973億ウォン(約696億円)となり、営業利益率8.7%を記録した。合併前の両社の合算営業利益率が2024年に5%、2025年に5.5%水準だったことと比較すると、明確な上昇傾向だ。

エンジン部門は第3四半期までの累計売上高1兆1162億ウォン(約1,301億円)を達成し、前年同期比12.6%増加、営業利益率は14.5%に達した。産業用および非常用発電需要の拡大が好業績を牽引した。10月の群山新工場竣工に続き、米エンチャンテッドロックと3879億ウォン(約452億円)規模のガス発電用エンジン供給契約を締結し、2027~2028年の受注残まで先取りして業績の持続性を確保した。

このようなエンジン事業の高い収益性は、対外不確実性を防御する緩衝材の役割を果たした。第3四半期の建設機械完成品部門は中東紛争の長期化による物流支障とウォン高の影響で伸び悩んだ。過去であれば全体の収益性毀損につながった状況だが、部品の内製化と高マージンのアフターマーケット部門が全社のキャッシュフローを守り、構造的な需要崩壊ではなく一時的な外部要因と評価された。

堅調なキャッシュフローに支えられ、財務構造も安定化した。9月末の連結基準で負債比率は85.5%、借入金依存度は20.3%に過ぎず、総借入金に対する償却前営業利益(EBITDA)は1.7倍水準まで低下した。年間1兆ウォン(約1,166億円)水準のEBITDA創出力を基に、今後設備投資など年間4000億ウォン前後の資金需要を外部借入なしで自己調達できる余力が生まれた。

「A+」格付けへの進入と「A2+」のCP格付け確保は、資金調達市場でも重要な転換点だ。装置産業の特性上、受注と設備更新に相当な運転資本が投入される建設機械産業において、信用格付けの上昇は社債発行時の調達金利スプレッドを縮小し、流動性管理コストを有意に引き下げる基盤となる。

今後注目すべき指標は、エンジン部門の高収益を維持すると同時に、グローバル拠点統合によるコスト削減を実際の利益として立証することだ。現代とディベロンの2ブランドの重複マーケティング費用を抑制し、新興国中心の販売網統合効果を実現してこそ、引き上げられた信用度を維持できる。米大統領選後の貿易障壁強化やグローバル建設景気の低迷長期化といったマクロリスクを、新たに編入したエンジン事業の成長勢で継続的に相殺できるかが、今後の体力を左右する核心的な基準になるとみられる。

※ この記事は韓国信用新聞(韓国語)の記事をAIが翻訳し、日本語版編集部が自動配信したものです。

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